保健衛生社会情勢

野菜の消費が増えた?その理由は?

以前、一度作成した国内の消費動向分析ですが9月分のデータまでが公表されていたのでアップデートしてみました。

日本国内消費指数

景気の悪さについては改めて言うまでもないのですが、娯楽産業は昨年の同期間比で63%にまで落ち込んでいますし。ただ、思ったよりは下がっている訳でもないですね。別の個所で書きましたが、コロナストレスと言われるものは、要因が増えただけではなく、発散手段の娯楽が制限されたことにもよるのではないかと思っていますがやはり関連があるのかと。

あれこれ見ていたのですが、食料関連は外食を除くと堅調。2011年(東日本大震災)の時はガクッと落ち込んだのに2020年は微減しているもの、平年並み。

なんとなく違和感を感じたのですが、野菜・海藻が平年より多いですね。ということで野菜・海藻に絞って5年分を見ると2020年4月以降消費金額が増えている。「健康志向の高まりで野菜の消費が増えた?」とも思ったのですが、金額基準なので、価格上昇をしたために消費金額が増えているとも考えられますね。今年の初めに「(台風とか天気で)野菜が値上がりしちゃって」という声もあったような。

野菜の出荷量については、次回調べるとして、統計データは数字で見せられるとミスリードだったとしても、それっぽく見えてしまうのが怖いところ。疑いを持つのは大事ですが疑いすぎると何が正しいのか分からなくなる。やっぱりデータは不思議の国です。

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