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エルバージュエースを利用した金魚の薬浴治療

エルバージュエースを利用した尾腐れ病(白点病?)の治療をしたので記録もかねての投稿です。改めて写真で見た感じは尾腐れ病のようですが原因は不明なところもあります。

Day 1 2日ぐらい前から東錦の一匹(仮名:紀子さん)がだるそうに水底でうずくまっていて、背鰭も倒れているから塩水浴かな?と思ってよく見ると尾鰭に白い点がいくつも出ていました。昨日は出ていなかったはずだけど気付かなかっただけかも。よく見ると背鰭にもいくつか、ボディにも若干白い点々がでています。尾腐れ病か白点病、見た感じ的には尾腐れのようにも見えるけど水質が悪化したのかしら?原因はさておき薬浴治療を開始することにしました。他の水槽も見たらもう一匹(仮名:由美さん)も似たような症状が出ているのでセットで治療をすることにしました。立ち上げ中の水槽があるのでそこで治療をしようかとも考えましたが、日々の水替えの利便性を考えて8Lバケツを隔離病棟として治療を行うことにしました。

背中から尾鰭にかけて白い点々が

まずは紀子さんと由美さんをそれぞれの水槽から飼育水ごと隔離病棟に移動してもらいましたが、別の水槽にいたのでもともとの水温が2℃程度違っていたので水温・水質合わせを徐々にしながら合流。その状態からまず水質悪化リスクを下げるため、温度併せした新水で50%換水しました。

以前同様の治療をしたときはグリーンFゴールドを利用しましたが、今回はより効果が高い(お魚への負担も高い)エルバージュエース+塩水での治療をしてみることに。まず0.3%の塩水にするために8000g×0.3%≒24gの食塩を用意して濃食塩水を作り、30分ごとに3回に分けて投入。それと併せて薬:エルバージュエースの測定ですが-標準量が60Lに対して0.5g程度≒0.0008%なので8Lの場合0.06g・・・4日間連続するとして0.24gの水溶液を作って4回に分けて投与-という方針に、4回分の薬溶液を作って、先ほど0.3%食塩水にした隔離病棟へ1/4を投与。とりあえずここまでやって1日目は終了です。

薬の測定にはやはり精密秤が必須です

Day2 一晩たちましたが紀子さん、由美さんはあいかわらずだるそうに水底にいます。今日からはは0.5%の食塩水4Lで朝と夜2回に分けて水を交換、それぞれのタイミングで1日目に作った薬溶液も投与します。

Day3 治療3日目になって少し元気が出てきたようなので餌を2粒ずつ与えてみました。餌をあげると喜んで近づいてくるのでそこは安心です。尾鰭の白点は無くなってはいないけど増えている様子もなし。薬が効くのにはもう少し時間が必要なのでしょうか。3日目も昨日と同様に朝夕に0.5%の食塩水で換水と投薬。

Day4 紀子さん、由美さんともに1日目と比べるとはるかに元気になってきました。白い点はまだ取れないようですが。今後、投薬を続けるか考えましたが元気になってきたので、薬は4日目で終了させて後は塩水浴で体力の回復を見ることに。朝夕0.5%の食塩水で換水と投薬。

Day5 朝夕0.5%の食塩水で換水。餌は1日3粒ずつ食べてもらいます。

Day6 朝夕0.5%の食塩水で換水

Day7 尾鰭、背鰭に出ていた白い点が消えていました。3日目ぐらいまで倒れていた背鰭もピンとしてきました。今日から0.3%の食塩水に変更することに。隔離病棟(8Lバケツ)はやはり狭いので、より元気そうな紀子さんは元の水槽に戻ってもらって個別に体調の回復を待つことに。

Day8 朝夕0.5%の食塩水で換水

Day9 紀子さん、由美さん両方とも元気そうなので今日からは0.1%の食塩水に。由美さんは隔離病棟ですがもう少ししたら元の水槽に戻ってもらう予定です

 

久しぶりの尾腐れ病(白点病?)治療でしたが見た目が酷い病気の割には治療法が分かりやすいのは助かります(手間はかかりますが)。病気は早期発見早期治療。毎日見ていると普段との違いに気付くので可愛がってあげるのが一番です。

回復した紀子さん

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