保健衛生共存社会

国別、人口別にみる新型コロナウイルス

タイムリーな情報で、データとして色々興味のある新型コロナウイルスですが、同じネタばかりではと思い控えていましたが久しぶりのコロナウイルス関連のデータ分析です。
日本国内では東京で「新規陽性者数284人」等報道されますが、死亡者数は全国でも1桁台で推移していてインフルエンザより低いのでは?と思ってしまう緩さですが、フランスは再び非常事態宣言で世界的には予断を許さない状況が続いています。
XX万人と言われると絶対数は分かるのですが、母数はいくつなのかも気になるところ。国別の人口順位はなんとなく想像できても何倍なのかを即答できる人は少ないのではないでしょうか。余談ですが国別人口順位が25年ぐらい前に大学受験で覚えていたのが今は変わっていてびっくりしました。ということで国別人口別新型コロナウイルス死亡者数をVisual化(中国は対象から外しました)してみました。

まずは国別の人口比率(TOP2~10)。
インドが多いのは分かっていましたがこんなに多いのですね。アメリカ合衆国の4倍ぐらい。
今回除外した中国もインドよりやや多いぐらいの人口ですから2つの国の人口の多さが視覚化するとくっきりします。

続いてコロナウイルス死亡者数(いつもお世話になっている札幌医科大学のデータ)
インドがまだまだ上昇を続けてはいますが、上の人口比率を見ると今までどうして少なかったのかが疑問です(人口比 アメリカ:インド≒1:4)ですから。
各国まだ微増傾向ではあるけど落ち着いてきたかにも見えますが、半年ぐらい前(3~4月ごろ?)に言われていた気温との因果関係-インフルエンザのように気温が上がれば収束する-は忘れ去られていますが、これから北半球が冬を迎えるとこのグラフはどのように推移するのか?気温変化の少ない熱帯エリアのインドネシアとかバングラディッシュは右肩上がりですし。。。考えれば考えるほど謎は深まります。

もう一つ気になったのがこちらのグラフは対数なので実数ではないですが、グループ分けできること。

10万~20万のアメリカ合衆国、ブラジル、インド
5千~2万のロシア、インドネシア、パキスタン、バングラデシュ
1千~2千の日本、ナイジェリア

なんでしょう、この区分け
一時期取りざたされたファクターXもよく分からないままになってますし。

結論と言える結論は無く、なんとなく気になったことを、数値をもとに調べてみただけですが、色々と分からないことだらけです。
一つ思ったこととしては毎年受けないといけないと思いつつ「痛いのは嫌だな~」と思っていたインフルエンザの予防接種を今年はきちんと接種しようと思います。

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